Passion

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2017年10月でパッションは設立から10年を迎えます。テレビ番組やコンテンツ制作を中心に懸命に歩んで来たこの10年。
様々な方に支えて頂き、ご協力して頂いたからこそ今がある。そんな感謝の思いを胸に10周年スペシャル企画としてパッションゆかりの方々と弊社スタッフが対談します。

第1回目は、リオ五輪女子重量挙げ銅メダリスト三宅宏実選手。パッション設立から10年間取材を続け、彼女と共に歩んだこの10年、そして2020東京へー。弊社代表の栄永英幸と語り合います。

<三宅宏実(みやけ ひろみ)さん>
日本の女性重量挙げ選手。女子48kg級および53kg級の日本記録保持者。
ロンドン五輪48kg級銀メダリスト、リオデジャネイロ五輪48kg級銅メダリスト。
埼玉県新座市出身。身長147cm。父は1968年にメキシコ五輪重量挙げフェザー級で銅メダルを獲得した三宅義行氏。
伯父は重量挙げでローマ五輪銀メダル、東京五輪・メキシコ五輪で金メダルを獲得した三宅義信氏。

栄永今年10月でパッションは設立から10周年を迎えます。 スポーツを前面に押し出してる会社として番組制作やキャスティングをやってきて、ようやく10年が経ちました。
今回はパッション10周年を記念して、ホームページで対談企画を行うことになりました。やはり1回目は三宅宏実さんにご登場いただこうということで、お忙しい中来ていただきありがとうございます。
宏実さんとご縁を持ったのは「The Moments」(2008年/日本テレビ系)という番組でしたよね。そのときに取材をさせてもらったのが最初でした。覚えてますか?

三宅もちろん。記憶に鮮明に残ってます(笑)

栄永あのときは確か、焼肉屋さんで取材させてもらいましたよね。

三宅そうですね。はっきり覚えています。 制作スタッフのみなさんに大変お世話になったことと、櫻井翔さんにそのとき初めてお目にかかったのですが、小さいときにテレビで見ていた、大好きなグループの方とまさかお会いできるなんて思っていなかったので(笑)、すごく記憶に残ってます。

栄永名刺に書かれてある「パッション」という名前の会社をそのときはどう思いましたか?

三宅素敵な名前というか、栄永さんがすごく情熱のある方でいらっしゃるので、その通りの会社だと思いました。

栄永宏実さん、だいぶうまくなりましたね(笑) あのときは22歳でしたかね?

三宅はい、22歳でした。

栄永北京(五輪)の1年前ですもんね。

三宅そうです。

栄永この10年間、私たちはスポーツ選手をずっと応援してきて、もちろん宏実さんもずっと見続けてきました。 宏実さんはこの10年間で、北京・ロンドン・リオの3回のオリンピックを経験したわけですが、この10年間っていうのはどういうものでしたか?

三宅振り返ると濃い10年でした。試合で悔しい思いをして泣いたりとか、でもロンドンとリオではメダルを獲る喜びも味わうことができたました。 楽しかったこと、悔しかったことをたくさん経験させてもらえた10年間だったと思います。 そしてパッションの皆さん、栄永さんとのご縁をいただいて、いろいろなお仕事いただいたり普通では経験できないようなことができたことが、私の成長にとって大きなステップになったと思っています。

栄永特に印象として残っている年はありますか?

三宅やはりオリンピックの年ですね。(開催が)4年に1回のオリンピックと、1年に1回の世界選手権とでは全然別物なので。

栄永(2008年の)北京オリンピックは、宏実さんにとってどういう大会でしたか?

三宅ひとことで言うと未熟者でしたね。 勢いだけというか、まだ自分自身を知らないっていうところで、自己管理ができていなかったことが敗因でもありました。(他の)どの大会でよりも北京が私にとって悔しかった大会で、結構涙を流してしまった大会でもありました。あの大会があったからこそ、次のロンドン、リオに繋がったと思っているので、私にとっては必要な経験だったと思ってますね。

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